【国防女子の構え】予備自衛官補の訓練 気づいた日本社会の国防意識の低さ (1/2ページ)

2015.02.12


射撃訓練を行う予備自衛官補【拡大】

★(2)

 「予備自衛官補」という制度を、ご存じだろうか?

 もともと、予備自衛官には元自衛官がなるのが常であった。だが、防衛基盤の育成・拡大を図り、予備自衛官の数を安定的に確保するとともに、民間の専門技術を有効に活用するため、自衛隊未経験者にも予備自衛官への扉が開かれた(2001年創設)。

 簡単に言えば、公募の予備自衛官制度が始まったのである。

 いざというときに、後方地域での警備や支援にあたる「一般枠」と、医療や語学などの専門技術を生かす「技能枠」と2つのコースがある。前者は3年以内に50日間の、後者は2年以内に10日間の訓練を経て、予備自衛官となる。

 筆者は02年、予備自衛官補(一般)第1期生として、神奈川県横須賀市の武山駐屯地で訓練を開始した。教育内容は「気をつけ」「回れ右」など基本教練に始まり、小銃の分解・結合、戦闘訓練、催涙ガス体験、射撃、25キロ行進など。

 大学以来、体育会系の私としては、肉体的にはさほどきつくはなかったが、部隊章などを縫い付ける「裁縫」や、毎晩ピシッとかけなければならない「アイロン」、集団行動を乱さないための「早飯」は三重苦だった。

 教官たちは、初めて扱う「予備自衛官補」なる人種に戸惑いも大いにあっただろうが、総じて指導は親身で熱く、行動のひとつひとつがキビキビとして清々しかった。最初の1週間の訓練を終え、いわゆるシャバに戻ったとき、街を歩く男性が全員“オカマ”に見えたのには、われながら仰天した。

 半年後に2週目の訓練に入るころ、印象的なことが起きた。

 

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