【目覚めよ日本】敗戦後に昭和天皇が取られた対応 21世紀まで続く皇室は「生きた神話」 (2/2ページ)

2015.03.27


昭和天皇は、大阪中央授産所を視察された=1947年6月【拡大】

 マッカーサー元帥は驚いて立ち上がり、昭和天皇を丁寧に椅子に座らせた。真のジェントルマンの姿に心を打たれ、最後は玄関まで見送ったという。

 昭和天皇は戦後、日本中を大した警備もつけずにご巡幸された。国民の中に入って、敗戦の中で必死に生きる国民を励まされた。圧巻は、広島を訪れられた光景だ。大群衆が、昭和天皇を歓喜して迎えた。8年半のご巡幸で、石ひとつ投げられることはなかった。

 天皇陛下とそれを支える国民あっての日本なのだ。「国体」とは、君民一体の天皇国・日本である。私が親しかった作家の三島由紀夫氏は、守るべきものは何かと『文化防衛論』で訴えた。それは『国体』であり、畢竟(ひっきょう=帰結として)、それは天皇陛下である。

 神話が天皇陛下のご存在によって、21世紀まで連綿と生き続ける奇跡の国・日本。弥栄(いやさか)あれ。その貴い国柄を、天皇陛下とその国柄を守らんと散華された日本の父祖の名誉を、日本人が守らずに、誰が守ると言うのだ。 (取材・構成 藤田裕行)

 ■ヘンリー・S・ストークス 1938年、英国生まれ。61年、オックスフォード大学修士課程修了後、62年に英紙『フィナンシャル・タイムズ』入社。64年、東京支局初代支局長に着任する。以後、英紙『タイムズ』や、米紙『ニューヨーク・タイムズ』の東京支局長を歴任。三島由紀夫と最も親しかった外国人記者として知られる。著書に『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)、共著に『目覚めよ! 日本』(日新報道)など。

 

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