中国人観光客“暴走”マナー違反に歯止め必要 (1/2ページ)

2015.04.05


量販店で“爆買い”する中国人観光客=東京・銀座【拡大】

 シンガポールの「ザ・ストレーツ・タイムズ」は3月15日、ミクロネシアの島々からなるパラオ共和国に中国人観光客が多数押し寄せ、現地の人が対応に苦慮していると報じた。大声で騒いだり、海にごみを投げ捨てるほか、サンゴを破壊する者もいるという。

 私も昨年11月にパラオを訪れたが、平気でコーラのビンを捨てるなどマナーの悪い中国人を何度も目撃した。

 パラオは南ラグーン海域と島々のロックアイランドがユネスコの世界遺産に登録されている。観光が国内総生産(GDP)の85%を占めていて、これまでは日本、台湾、韓国の順に、適正な数の観光客がやってきて、自然と共存していた。

 ところが、昨年4月に中国が日本を抜いて以後、中国人観光客は一気に急増した。昨年1月は外国人観光客の16%だった中国人だが、今年2月には62%の1万955人が訪れた。現地住民は約2万人だから、人口の半数の中国人観光客が1カ月間に訪れた計算だ。

 この突然の増加は小国パラオにとって大きな負担となった。そこで、パラオのトミー・レメンゲサウ大統領は、中国からのチャーター機の便数を4月から半分に減らすと表明した。観光客の増加はうれしい半面、特定の国への過度な依存は長期的には悪影響になると考えたわけだ。

 パワーあふれる中国人観光客は日本にも多数やってきて、“爆買い”をしている。先日も、東京・四谷近くのドラッグストアの前にバスが止まり、中国人観光客が一気に店内になだれ込んでいくのを目撃した。

 

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