「老後破産」しないための回避術 住宅ローン、浪費癖、無謀なライフスタイル… (1/3ページ)

2015.04.22


住宅ローンの落とし穴。早めにリスクを手放したい(ロイター)【拡大】

 老後破産−。高齢者の自己破産が後を絶たない。浪費癖など無謀なライフスタイルを送ってきた人だけではなく、大手企業に勤務し、高所得者のモデルケースだったビジネスマンも少なくないというから驚かされる。何気ない生活に潜むリスクに気付かず、ある日突然、資金ショートするのが典型的なパターンだ。人生の晩年になって路頭に迷わないために、いまからできる回避方法は…。

 人生で最も高価な買い物であるマイホーム。終の棲家の確保で生活も安心。手にした瞬間、誰もがホッとするものだ。だが、このエリートビジネスマンに待ち受けていたのは、住宅ローンの過酷な支払いだった。

 「私が自己破産寸前まで追い込まれている理由は、20年前に購入した一戸建ての返済計画が大きく狂ったからです。子供が生まれ、借りていたマンションが狭くなり、どうせ暮らすなら一軒家と思って建てたのが、あだとなりました」

 こう話すのは、7年前に外資系証券を退職した元トレーダーの男性(60)だ。

 「表向きには退職ですが、リーマン・ショック(08年)によるリストラです。再就職先を探したのですが、不況のどん底と53歳という年齢がネックで同業種では見向きもされませんでした」

 1995年、神奈川県内に購入した一戸建ては土地と建物で7000万円。それを頭金なしで全額、メガバンクで住宅ローンにした。

 「返済期間は35年で固定4割、変動6割、月々25万円程度の支払いでした。完済予定は75歳ですが、年収は2000万円くらいあったので、いつでも返せるくらいの気持ちでした」

 結局、証券マンとしての再就職はかなわず、運送業に転職。夜勤で体を壊して退職し、いまはアパレル関連会社の契約社員として働いている。

 

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