安倍首相の訪米に期待なし 米メディアや米国民との間に大きな隙間 (1/2ページ)

2015.04.29


27日、ワシントンで会談に臨む日米首脳(ロイター)【拡大】

 安倍晋三首相が訪米中だが、今回の訪米に友人の政治家やジャーナリストの関心は恐ろしく低い。私の記憶する限り、この50年間で最も関心を持たれていない首相訪問といってもいいだろう。

 私が長い間、付き合っているブッシュ前大統領の弟で共和党の大統領候補、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に近い共和党の政治家はこう言っている。

 「安倍首相は一体、何を考えているのか。レームダックになってしまったオバマ大統領と、いまさら何の話をしようというのか」

 オバマ大統領は、安倍首相の訪米直前、緊急会見を開いた。内容は、パキスタン国境でアルカイーダ拠点を狙った空爆で、米国人ら人質2人が死亡した件だった。記者団からの質問もイラン核兵器、予算などの取り扱いといった問題で、外交通商問題への質問はなかった。

 米議会は、オバマ大統領がイランとかわした新しい取り決めに議会の意見をどう反映させるか、オバマ政権との話し合いに全力を挙げている。そうした中で注目されるのは、大統領の通商権限法が上下両院で可決され、新しい動きが始まりそうなことだ。与党民主党は組合からの圧力を受けて、この権限法に依然、反対している。

 議会の通商関係者はこう話す。

 「新しく成立した大統領の通商権限法が、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とどう関わってくるか、関係者もいま一つ分からないところがある。通商権限法が通ったからといって、TPP交渉が一気に動き出すわけではない」

 

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