“ゴミ屋敷”体験記 清掃業者に同行取材 「壮絶すぎる」と話題に (1/2ページ)

2015.06.02


いまや“名所”化しつつある名古屋のゴミ屋敷=5月12日【拡大】

 家からあふれ出たゴミが歩道まではみ出す。そんな名古屋のゴミ屋敷が注目を集めているが、この主(あるじ)に限らず、「片づけられない」人々は世の中少なくない。そんななか、ゴミ屋敷専門清掃業者に2年間同行取材した人物の体験記が話題だ。ページを繰ると、それは壮絶すぎるゴミの山、いや貴重なエピソードがテンコ盛りだった。

 「名古屋のケースは業者を呼んだら、200万円はするだろう。片づけられないというより収集癖があるようにもうかがえるが」

 そう話すのは漫画家でライターの村田らむ氏だ。村田氏は昨年、単行本「ゴミ屋敷奮闘記」(有峰書店新社)を出版。2012年から約2年間、清掃を請け負う業者のもとでスタッフとして働いた体験をまとめたルポなのだが、内容が「壮絶すぎる」と一部で話題を呼んでいる。

 ゴミが天井にまで届き、見たこともない害虫がうごめく。住人はトイレに行くのが面倒だったのか、部屋には小便が入ったペットボトルが1000本以上…。

 村田氏が目にした現場はまさに戦場だった。

 「『もう1人ではどうしようもない』という人々がせっぱつまって連絡をしてきた。依頼者は20〜40代。清掃代は決して安くはないから、みなそこそこお金は持っているようだった。大抵は身なりがまともで、とてもゴミ屋敷の主とは思えなかった」(村田氏)

 意外なことに、依頼者の6割程度が女性。そのうち、半数近くが医療関係の職種に従事していたという興味深いデータもある。

 「看護師は激務のため、部屋の掃除まで手が回らないのもあるのだろうが、『仕事がら、人の死を見る機会も多く“負のオーラ”を受けやすいのも理由の1つではないか』と推測する同僚もいた」(村田氏)

 

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