神社仏閣に“油かけ男”の素性 日本の伝統文化を敵視する不可解な言動… (2/2ページ)

2015.06.02


男のオフィスが入るニューヨークのビル(左)=共同【拡大】

 そんな男が宗教家として活動を本格化させたのが、先の大震災が発生した11年3月11日からだったという。

 過去の講演によれば、震災直前に来日を決意、地震発生2時間前に日本に向かう機上で「精霊が日本で地震を起こす」という“神の啓示”を受けた。13年5月には「霊の戦いの使命を終えて」(HPより)団体を設立。この「霊の戦い」と称する活動が「油まき事件」と関連があるのではないかとみられている。

 「男は『神社に行くと呪いを受ける』などと意味不明の警告を発し、神社や日本古来の神道への敵意をむき出しにしていた。日本全国のさまざまな神社で『超危険な使命』と称して『油を注ぐお清めを行った』と話していた」(関係者)

 日本の伝統文化のみならず、震災についても「天のお父さまのみ心」「この犠牲が何倍にも膨らんで素晴らしいリバイバル(再生)がくる」などと、「被災者の心情を逆なでする発言を繰り返している」(前出の関係者)。

 ネット上で公開されている複数の講演の動画の中では「油を注ぎ、イエス・キリストの物とした」と犯行をほのめかすような発言を確認でき、捜査関係者によると、油はガソリンのような刺激臭ではなく、アロマオイルのような甘い香りがしたという。

 男が設立した団体の事務所は東京都新宿区の高層ビル内のレンタルオフィスで、大阪府枚方市など府内2カ所に拠点がある。100人近い信者がいるともされるが、団体の関係者は「会員もおらず会費もない」と話している。

 

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