安倍首相・橋下市長会談を読み解く 安保法制で民主党と一線画す維新 (1/2ページ)

2015.06.19

 安倍晋三首相と橋下徹大阪市長が14日に会談した。菅義偉官房長官と松井一郎大阪府知事も同席し、約3時間も行われた。安倍首相と橋下氏の関係が、安全保障法制などの国会運営や、その後の憲法改正論議にどのような影響を与えるのだろうか。

 菅官房長官は会談で、安保法制については「特別議論したことではない」と述べたと報じられている。こうした会談では、何が話されたかは出席者しかわからないが、政治家同士の場合、話の内容を口外しないのが信頼関係である。

 おそらく、菅官房長官が対外的にこう話すと言って、残りの3人が合意したのだろう。出席者メンバーからみて、これ以上、話が漏れることはないはずだ。

 ただ、橋下市長は、会談後にツイッターで3000字以上の書き込みをしている。それが会談内容に直結するかどうかは定かではないが、大半は安保法制に関わる話だ。

 その中で注目は「維新の党は民主党とは一線を画すべき」と「機雷掃海はあくまでも日本船舶を守るための受動的な行為と特別法制で位置付けるべき」というつぶやきだ。

 こうした橋下市長の意向は、会談で実際に話があろうともなかろうとも、政治家同士ならピンとくる。安保法制が焦点になっている今国会に当てはめれば、維新の党は、民主党のように成立阻止というより、修正協議に応じて成立という道もありえるということだ。

 自民党としては、安保法制で強行採決は避けたい。維新の党が修正協議に応じて、安保法制に賛成してくれるなら、修正協議にも応じるだろう。しかも、もし橋下市長のいうような「機雷掃海を個別法で対応」という修正であれば、法律内容を根本から見直すわけではないので、自民党としても比較的受け入れやすい。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。