【国防女子の構え】国民意識を変えさせた自衛隊の献身性 災害時の活躍で感謝と尊敬のまなざし (1/2ページ)

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2015.06.24


東日本大震災での身を粉にした捜索・救出・復旧活動は、国民の自衛隊への意識を大きく変えた【拡大】

 2月の初連載の際、予備自衛官補としての訓練を受け、「日本国の一員だと実感できる教育を初めて受けたと感じた」と紹介した。予備自衛官補としての50日間の訓練を経て予備自衛官になると、今度は元自衛官の予備自衛官とともに年5日の訓練を受けるようになる。

 2005年春、初めて参加した予備自衛官訓練では、目を疑うような光景が多々繰り広げられていた。

 作業帽を阿弥陀に(=後下がりで)かぶる、胸元をはだけるなど、予備自衛官補時代には「決してやってはいけない」と厳しく注意されていた「不十分な着こなし」が見られた。時間に遅れて列に加わったり、学科が始まった途端にいびきをかいて眠り出したりするかと思えば、体育科目になると「健康診断でドクターストップがかかったので」と列外に出る古参の予備自衛官が続出する始末だ。

 これで本当に、イザというときに国のために役立てるのかと心底心配になった。

 当然ながら、訓練所見では思うところを率直に述べさせてもらったが、一方で、こうも感じた。

 「やる気のない予備自衛官」を批判するのは簡単だ。だが、かつて、自衛官といえば「税金泥棒」、自衛官の息子といえば「殺人者の息子」呼ばわりされていた時代があった。そんな時代にあっては、「自衛官であることに誇りを持て」という方が酷な話だろう。誇りの持てない自衛官を量産してしまった背景に、国民意識の反映があったことはまず間違いない。

 

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