元少年A「絶歌」で波紋 犯罪の商業利用規制する米法律「サムの息子法」待望論 (1/2ページ)

2015.06.24


小6男児の殺害現場となった神戸市の通称「タンク山」【拡大】

 1997年、神戸市で「酒鬼薔薇聖斗」を名乗り児童2人を殺害した加害男性(32)による手記「絶歌(ぜっか)」(太田出版)が波紋を広げている。ベストセラーになるほどの反響を呼び、筆者である加害男性が多額の印税収入を得ることに疑念の声が上がっているのだ。米国では犯罪者が自身の罪を商業利用することを規制する「サムの息子法」という法律がある。今回のケースを受けて日本でもこの法律に注目が集まっている。

 加害男性が「元少年A」の名前で出版した「絶歌」。11日の発売以降、主要書店などではベストセラーランキングで上位に食い込み、出版元の太田出版は10万部の初版に加え、5万部の増刷を決めた。

 「太田出版は、加害男性に一般書籍と同様に印税を支払うとしている。増刷分も含めれば、彼は2000万円以上の印税収入を得ることになる」(出版関係者)

 そんな中、今回の出版を問題視する人たちの中で注目されているのが、犯罪の商業利用を規制する「サムの息子法」という米国の法律だ。

 「サムの息子」とは、1976年から77年にかけて若い女性ら6人を殺害したデビッド・バーコウィッツが名乗った偽名に由来する。当時、バーコウィッツの手記を出そうとした出版社が、本人に多額の報酬を持ちかけ大問題となった。

 

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