黒川博行さん 偽電話詐欺被害は日本が突出 母親が子離れしていないのが一番の原因 (1/3ページ)

★黒川博行さん『勁草』(徳間書店、1800円+税)

2015.08.16

連載:ブック


黒川博行さん【拡大】

 昨年、6度目の候補作で第151回直木賞の栄冠を射止めた。直木賞作家となって1年。新たな作品『勁草』(けいそう)が単行本としてまとまった。「今年はこの1冊だけ」という“入魂”の作品には偽電話詐欺を防ぎたいという思いも込められている。 (文・竹縄昌 写真・荻窪佳)

 ──昨年、「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)に連載中に直木賞作家となりました

 「急に忙しくなって連載を1回休載しかけたんですが、夏の合併号があったので助かりました。次の直木賞に西加奈子さんが決まって、暇になるかと思ったら、大違いでしたね。最近は月に1回は東京に来ている感じです」

 ──さて、今作の執筆の動機は

 「編集者から、貧困ビジネスのことを書かないかという話がありました。貧困ビジネスと生活保護を受けている老人が振り込め詐欺の受け子になっていることがあるので、その2つを結びつけたら話になるかなと思ったことが始まりです」

 ──連載後、どの程度加筆されましたか

 「連載のときは前半がくどくてテンポが遅いかなと考えてましたが、間を置いて読んでみるとテンポもそんなに遅くないから、このままでいいかと、結果的にほとんど修正してません」

 ──佐竹・湯川という新たな刑事コンビも登場します

 「今回だけはまともな刑事を書きました」

 

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