消費増税「再見送り」の大義名分あり 増税強行なら安倍政権の命取りに (1/2ページ)

2015.08.19


山口市内で開かれた自民党関連の会合で講演する安倍晋三首相=12日【拡大】

 昨年4月の消費増税以降、経済指標が伸び悩んでいる。安倍晋三政権が再び消費増税の延期や凍結を打ち出す選択肢はあるのだろうか。

 国会では安保関連法案の対応ばかり報道されているので、安倍政権が安保にだけ注力しているように見えるが、会期が延長されたこともあって、アベノミクス特区法案(国家戦略特区及び構造改革特区一部改正案)は6月2日に衆院本会議で、7月8日に参院本会議でそれぞれ可決し成立した。追加された特例は、学校教育法、児童福祉法、出入国管理及び難民認定法、都市公園法、安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律などである。

 もっとも、安倍政権の政治資源が安保関連法案に割かれていることも事実だ。消費増税スキップには大きな政治エネルギーが必要だが、鍵は9月末までに行われる自民党総裁選である。首相の党総裁任期は9月30日までであるが、総裁選は党則で、国会議員による投票を「総裁の任期満了10日以内」に行うと規定している。国会の会期末が9月27日なので、当初は無投票という動きだった。

 ここにきて内閣支持率の低下を背景に、野田聖子氏らから出馬の動きも伝えられているが、大きな方向として3度の国政選挙で勝利した安倍首相の優勢は動かない。

 どのタイミングで、安倍首相の再出馬表明が行われるのかと思っていたら、今月12日に地元の山口県で再出馬への意欲を示した。その言い方がふるっている。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。