山口組、分裂の真相 山健組などが離脱、新組織結成へ…抗争の恐れも (1/3ページ)

2015.08.28


篠田建市・山口組6代目組長【拡大】

 直系組織が離脱し、分裂が確実になった国内最大の指定暴力団山口組(神戸市)。離脱組は72直系組織のうち、最大勢力の山健組など関西の直系組織が中心で十数団体になるという。離脱組は30日にも新組織を結成し、「神戸山口組」を名乗る情報もある。背景には組長とナンバー2の若頭を弘道会(名古屋市)の出身者が牛耳る6代目体制の不透明な組織運営に対しての反発があるとされる。山口組では1985年、3代目組長の跡目をめぐって組の分裂をきっかけに「山一抗争」が起きており、警察当局は抗争に発展する恐れもあるとみて警戒を強めている。

 山口組関係者や警察関係者の話を総合すると、離脱するのは5代目組長の出身母体でもある山健組(神戸市)▽宅見組(大阪市)▽黒誠会(大阪市)▽侠友会(兵庫県淡路市)▽池田組(岡山市)−など、関西の直系組織が中心で十数団体になる見通し。

 山口組は27日、離脱問題に対応するため、神戸市灘区の総本部で、幹部を集めた緊急執行部会を開いたが、執行部メンバーである山健組組長らの姿は確認されなかったという。

 離脱組はすでに、山健組組長を組長、黒誠会会長を若頭とする新組織の人事構想を固めており、30日にも関西で親子関係などを結ぶ「盃事」を行う計画を進めている。

 新組織の名称については「神戸山口組」を名乗るという情報があるほか、加入団体をめぐっては離脱組だけでなく九州や中国地方の非山口組系団体も参加するとの話もある。

 

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