山口組分裂 資金源めぐる抗争危惧…「主戦場は東京」

2015.08.29

 山口組執行部と離脱グループの間では、資金源獲得活動(シノギ)でのトラブルから対立抗争事件の発生も危惧される。警察幹部は「ふたを開けてみないと分からない。開けても分からないかも」と話しており、警察当局は情報収集を強化している。

 日本中がバブル経済を謳歌(おうか)していたころは暴力団社会も不動産や金融など表社会のビジネスに進出していた。その後、バブルが崩壊し、山口組内の有力組織間で資金源をめぐる衝突が増加していった。

 離脱グループの中核である山健組は5代目組長時代、最大勢力として人事や資金源獲得活動で優遇されてきたが、2005年7月に6代目体制となると、6代目組長を出した弘道会が優遇されるようになり、山健組内には不満を募らせる幹部が多くなっていったという。

 表社会と同様に暴力団関係者の間でも、最も大きな資金を獲得できるのは東京とされている。捜査幹部は「バブル以降、関西から続々と暴力団関係者が東京に向かった。賭博や違法薬物の売買といった伝統的な資金の獲得が目的ではなく、表経済に入り込むのが目的。彼らはビジネスマンそのものだった。今もそれは変わらない。主戦場は東京だ」と指摘する。

 

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