【アジア大爆発】習政権、株暴落で追い込まれ…さらなる軍事挑発も 成長の裏でアジア諸国の争い激化 (1/2ページ)

2015.08.30


沖縄・尖閣諸島沖中国漁船衝突事件の映像=2010年9月、ユーチューブから(海上保安庁撮影)【拡大】

★(5)

 いつの時代も、世界は2つの「り」をめぐって、しのぎを削っている。1つは「利益」、もう1つは「理念」だ。理念は、価値観と言い換えてもいい。

 長らくその争いをリードしてきたのは欧米であり、キリスト教をもとにした欧米の価値観が世界標準となってきたが、ここへ来て、イスラム人口の増加や、アジア諸国の経済的台頭で世界は混とんとしてきた。

 アジアの成長により、多くの国の人々が貧困を脱し、外国旅行を楽しむほどの豊かさを謳歌(おうか)するようにはなった。が、争いがなくなったわけではない。それどころか、前世紀まで欧米に植民地支配され、独立後も大国の代理戦争の舞台となったアジア諸国がいま、互いの争いを激化させている。アジア域内の領土争い、民族問題、宗教対立が目立つ。

 タイ・バンコクの「エラワン廟」近くでのテロを当初、日本のメディアは「観光客の多い場所を狙ったもの」と報道した。確かに、観光収入がGDP(国内総生産)の1割を占めるタイにとって、繁華街でのテロは経済的大打撃だが、それ以上に重要なことは、あの場所がタイ人の「聖域」だということである。

 「ウイグル難民強制送還の報復?」という分析記事もあったが、万が一、犯行にウイグル人の関与があれば、今後、タイでのウイグル難民の救いの道は閉ざされる。

 先月、タイに入国していたウイグル難民約100人が、中国に強制送還されたことは残念な出来事だ。「暫定政権が中国と近いせいだ」と大批判されたが、あえて言えば、中国の強い圧力を受けながら、曲がりなりにも計170人以上をトルコへ逃したことへの評価も少しあっていい。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。