五輪エンブレム、損害は数億円か スポンサーも修正余儀なく…

2015.09.02


使用中止の方針を受け、東京都庁の第一庁舎の受付に貼られていた東京五輪2020のエンブレムのポスターが職員によって外された =1日午後、東京都新宿区【拡大】

 五輪エンブレムの白紙撤回という前代未聞の事態に東京都をはじめスポンサーなど関係先の損害額も計り知れない。経済アナリストで獨協大教授の森永卓郎氏は「数億円規模は否めない」と指摘する。

 都によると、8月25日までに佐野氏作のエンブレム入りパンフレットや横断幕など計約4600万円分を発注。このうちポスター約2万枚(計109万円)、のぼり旗540枚(約75万円)などがすでに完成し、納品を受けた。7月24日に都庁前広場で行われた発表イベントでは、会場設営費や海外VIPの滞在費など、最大7000万円を共催した大会組織委に支払う契約になっている。

 スポンサーでは日本航空や日本生命など21社中、15社(1日時点)がCMやポスター、新聞広告などで使用し、今後の修正や作り直しのため制作費用が発生する見通しだ。

 森永氏は「ただ、この時点で白紙になったのはまだよかった。ずるずる引き延ばしになっていたら、施設やのぼり旗などありとあらゆるすべてを変えなくてはならず、それこそ損害は裁判費用を含め100億円規模に膨れあがっていた」。ギリギリのタイミングだったようだ。

 

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