山口組“2兆円抗争”勃発 シマとシノギ奪い合い 学習塾まで…様々な業界に魔の手 (1/3ページ)

2015.09.04


篠田建市組長率いる山口組の巨額ブラックマネーをめぐり、抗争に発展しかねない情勢だ【拡大】

 国内最大の指定暴力団山口組(神戸市)が分裂した。神戸市灘区の総本部で1日、直系組長による定例会が開かれたが、山健組(同)など13団体の直系組長らは出席せず、分裂が確定した。一時は「2兆円もの収入を得ていた」(公安関係者)ともいわれる巨大な暴力組織。亀裂が入った原因の1つには、山口組が直系組長から毎月徴収する高額な「会費」などカネの問題が指摘されている。今後、シノギ(資金獲得活動)とシマ(縄張り)をめぐる攻防は避けられないとみられ、熾烈な争いが繰り広げられそうだ。

 裏社会を支配する最大勢力の分裂劇。その幕が切って落とされた。

 今月1日、神戸市灘区篠原本町の山口組総本部で開かれた定例会。この場に、組からの離脱が取り沙汰される山健組や宅見組など13団体の直系組長が欠席した。

 直系組長であれば何をおいてもはせ参じるべき「寄り合い」の場に姿を見せないことは、篠田建市(通称・司忍)組長(73)の出身母体である弘道会(名古屋市)を中心とした6代目山口組体制からの離反を意味する。

 山口組からの13団体に対する制裁処分、「絶縁状」と「破門状」も確認されており、勢力が二分されたことで、今後、シマとシノギの奪い合いが激化する可能性がある。

 『ブラックマネー』(新潮文庫)の著者で経済ジャーナリストの須田慎一郎氏は「関東は、新宿・歌舞伎町のように利権が入り乱れている場所もあるものの、組同士でのシマのすみ分けがはっきりしている。だが、関西は少し事情が違う。シマの概念が薄く、1つのエリアに複数の団体がせめぎ合っている状況だ。主流派の弘道会系組織と離脱グループを率いる山健組系組織とのつばぜり合いが激しくなるだろう」と予測する。

 

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