山口組抗争「発砲」情報 絶縁処分の組関係先で2件 シノギめぐる攻防激化も (1/3ページ)

2015.09.09


連日の会合が行われ、報道陣が集まった山健組事務所=5日、神戸市中央区【拡大】

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動は、山健組(同中央区)など離脱組が相次いで会合を開くなど不穏な情勢が続いている。山健組を筆頭に離脱した13団体が新組織「神戸山口組」を発足。篠田建市(通称・司忍)組長(73)率いる山口組とのつばぜり合いが激化しそうだ。「すでに2件の発砲騒ぎがあった」(暴力団関係者)との衝撃情報も伝わるなか、裏社会の勢力図はどう変わっていくのか。

 「山健組を中心とする離脱グループは、執行部に公然と弓を引いた。ヤクザ社会の常識でいえば、このまま収まるというのはあり得ない。6対4の確率で抗争は起きると思われる」

 『突破者』(南風社、幻冬舎アウトロー文庫)の著者で暴力団事情に精通する作家、宮崎学氏(69)はこう断言した。

 5日には、山健組や宅見組(大阪市中央区)など山口組から離脱した複数の組長が集まり、新組織「神戸山口組」の結成式が正式に開かれた。会合には、山健組の井上邦雄組長(67)と関係の深い指定暴力団住吉会(本部・東京都港区)の直系団体「幸平(こうへい)一家」(同板橋区)を率いる加藤英幸総長(68)も姿を見せ、火種は広がり続けている。

 捜査関係者によると、新組織は設立を知らせる文書を出していたことも判明。文書は「御挨拶」で始まり、日付は8月。山健組の井上組長の名前で出され、山口組の篠田組長を「利己主義甚だしく」と批判した上で、伝統ある山口組を自滅に導くとし、「歴代山口組親分の意を遵守する」ために「新たなる『神戸山口組』を発足」したとしている。

 

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