埼玉県警、不祥事連発 本部長「被疑者」と「被害者」言い間違え

2015.09.18


巡査部長が逮捕された事件を受け、会見した埼玉県警の貴志本部長(中央)ら=12日、同県警本部【拡大】

 事件前にナカダ容疑者を事情聴取しながらも立ち去られてしまった埼玉県警。12日には同県警の現職警官が殺人容疑で逮捕され、信頼は失墜するばかりだが、県警の一連の不祥事への対応にも非難が集まっている。

 「被疑者とご遺族をはじめ…」

 12日午前。県警の巡査部長、中野翔太容疑者(31)が殺人容疑で逮捕されたことを受け、会見に応じた貴志(きし)浩平本部長(54)は、「被害者」を「被疑者」と言い間違える“大失態”を犯した。

 もともと貴志本部長の会見は予定されておらず、報道各社の強い要請で現れた格好の県警トップ。質問は受け付けず、唯一の“仕事”だったコメント読み上げも失敗した。キャリア組の木で鼻をくくったような対応に、現場の警察官も「謝罪する姿勢がみられない」とあきれ顔だった。

 貴志本部長は1985年に東大法学部を卒業し警視庁捜査2課、警察庁捜査2課長などを経て、今年8月24日付で警視庁総務部長から埼玉県警本部長になったばかりだった。警察庁関係者は「(知能犯の)捜査2課畑で事件指揮は的確、粘り強い捜査に定評があった」とする一方、「部下への厳しい指導姿勢が問題視されたこともあった」と明かす。

 県民からもひんしゅくを買っている一連の対応。「捜査指揮に重大な瑕疵(かし)がない限り、引責辞任はないだろう」と警察関係者。とはいえ、6人が殺害された結果責任は重い。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。