「地熱発電」の推進を 潜在地熱大国・日本に適した再生可能エネルギー (2/2ページ)

2015.09.27


地熱発電では国内最大の規模を誇る九州電力の八丁原発電所【拡大】

 また、開発許可が下りるまでに、査定、認定、環境評価、その他の環境アセスメントに10年はかかる。とても普通の民間企業にできるものではない。さらに、周辺の温泉旅館などの反対運動もある。そうした理由から、どこの会社も食指が動かなかった。

 しかし、日本の再生可能エネルギーというと、太陽光発電に偏りすぎている面がある。政府はそれを改め、太陽光発電の買い取り価格を引き下げているが、まだまだ国民の太陽光に対する期待は大きい。

 とはいえ、先日の鬼怒川の氾濫による水害は、川岸の丘陵部を掘削して太陽光発電のソーラーパネルを設置したのが影響したとも取り沙汰されている。このように、太陽光発電は広大な敷地を必要とするなどいいことばかりではない。

 一方、風力発電にも「騒音がひどい」「低周波音がストレスになる」「鳥が突っ込んで周囲は死骸だらけ」などの欠点がある。風まかせなので電力も安定しない。

 ということで、以前から私は日本に最も適した再生可能エネルギーの地熱発電に力を注ぐべきだ、と提案していた。今回は少し前進したということか。本来なら、もっともっと地熱発電を推進すべきだと思う。

 ■ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

 

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