山健組、弘道会関係者暴行で逮捕 山口組分裂抗争、名古屋で勃発か

2015.10.19


捜査員が張り付き物々しい雰囲気が漂う山健組本部。抗争激化が懸念される【拡大】

 日本最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動に新たな動きだ。離脱した神戸山口組の中核をなす山健組(本部・神戸市中央区)系組織と、篠田建市(通称・司忍)6代目山口組組長の出身母体、弘道会(同・名古屋市中村区)の傘下組織が名古屋市内で衝突したのだ。愛知県警は19日までに両組織の幹部を傷害容疑などで逮捕したが、「抗争の火種になりかねない」(捜査関係者)と危惧する声が挙がっている。

 “裏社会の首領”のおひざ元が不穏な情勢だ。

 愛知県警が同日までに暴力行為法違反(器物損壊)の疑いで逮捕したのは山口組系弘道会幹部、篠田正樹容疑者(42)=名古屋市南区=ら弘道会系組員7人。

 7人は、17日午後11時10分ごろ、共謀し、名古屋市千種区にある山健組傘下の組事務所玄関横のインターホンを引きちぎるなどした疑いがある。

 18日には、山健組の傘下組幹部、内田諭容疑者(50)=三重県木曽岬町=と、同組組員の針山則宏容疑者(39)=愛知県春日井市=が逮捕された。2人は同日午前2時40分ごろ、名古屋市千種区の路上で、弘道会系組関係者の男性(45)を蹴るなどして頭に軽いけがを負わせた疑いがある。

 県警によると、インターホンを壊されたことがトラブルの原因になった疑いがあるという。

 「先月下旬には、神戸山口組の複数の幹部が名古屋市内の飲食店で会合を開き、弘道会側が組員に召集をかける事態もあった」(捜査関係者)ともいい、警戒感が高まっていた。名古屋では分裂騒動後、両団体の衝突は初めてということもあり、抗争激化の懸念がさらに高まりそうだ。

 

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