元ヒューザー社長の小嶋進氏を独占直撃「三井不動産グループには責任ない」 (1/2ページ)

2015.10.23


国会で答弁する小嶋氏=2005年【拡大】

 三井不動産グループが販売した大型マンション(横浜市)の傾斜問題が波紋を広げている。全国に衝撃が走るなか、思い出されるのは国会も巻き込み社会を揺るがせた耐震偽装事件だ。当時、当事者として連日、その名を取り沙汰されたのがマンション企画・販売会社「ヒューザー」(倒産)の元社長、小嶋進氏(61)。今回の問題をどうみているのか。

 偽装したデータを基に杭打ち工事を行った結果、打ち込んだ杭が固い地盤に届かず、物件が傾くという前代未聞の“事件”。杭打ち工事を担当した旭化成建材が、過去約10年間に請け負った同様の工事は約3000件に及ぶ。この中から新たな不正が発覚する恐れもあり、関係者の不安は尽きない。

 耐震偽装事件も今回の問題と同じく社会に与えた影響は甚大だった。2005年、元一級建築士の姉歯(あねは)秀次氏によって構造計算書が偽装され、強度不足のマンションやホテルなど99棟が全国規模で建設されていたことが判明。関係者が国会で証言する事態に発展した。

 それらの物件の企画、販売を手がけた小嶋氏は、強度不足を知りながら顧客に販売し代金をだまし取ったとして、詐欺罪で逮捕され、11年に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が確定した。しかし、あくまで無罪であるとし、再審請求に向けて準備を進めている。

 現在は実弟が経営する都内の不動産管理会社に勤務する小嶋氏。最盛期には年商100億円以上を誇った会社の社長だったが、「いまは年収300万円くらい。それ以上だと弟も苦しいからね」と苦笑いする。事件当時、「オジャマモン」と自嘲ぎみに話していた姿に比べ、表情はやや柔和な印象を受ける。

 

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