山口組分裂問題、世界に激震波及 欧米での関心高く、メディアも相次ぎ報じる (1/2ページ)

2015.10.26


山口組の篠田建市6代目組長。世界も注目する分裂問題【拡大】

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂問題が海外でも注目を集めている。問題が明らかとなった8月末以降、欧米の主要メディアが「日本最大のマフィア組織が分裂」などと相次ぎ報じているのだ。今月20日には日本外国特派員協会(東京都千代田区)で、外国人記者向けに分裂の内幕を解説する識者の会見も開かれた。「ヤクザ社会」に走った激震が海の向こうにも波及している。

 「日本最大のヤクザ組織の分裂で暴力団抗争の恐れ」

 英紙ガーディアン(電子版)は先月7日、こんな見出しで分裂問題を詳報した。

 全米第4位の発行部数を誇るロサンゼルス・タイムズ(同)は、離脱した神戸山口組が発足する前の8月30日に「ヤクザの指導者層の分裂進行で、当局が警戒」と、いち早く伝えている。

 米CNNも先月3日、「ザ・ヤクザ 犯罪がはびこる日本の暗部」と題した特集記事をウェブサイトに掲載。分裂の顛末(てんまつ)とともに、今年で創立100周年を迎えた山口組の歴史を振り返り、「日本で2番目に大きな株式未公開の組織といわれている」などと報じた。海外で関心が高まるなか、今月20日には『溶けていく暴力団』(講談社+α新書)など暴力団に関する著書が多い作家の溝口敦氏らによる会見が日本外国特派員協会で開かれ、外国人記者ら約60人が集まった。

 なぜ日本の暴力団に関するニュースがこれほど伝えられるのか。

 元読売新聞記者でジャーナリストのジェイク・アデルステイン氏は、「欧米での『ヤクザ』への関心は非常に高い。入れ墨や責任を取った証明としての指の欠損、女性の介入を許さない極端な男系社会。そういったヤクザ社会特有の組織構造に興味を持つ読者が多いためだ」と指摘する。

 

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