しかし、中韓とは違い、望めばいくらでも正しい情報を収集できる現代日本に住みながら、事実を自分で確かめず、頭から拒絶する態度は、「怠け者」以外の何者でもない。
彼らは時代の変化に気を配らず、変化に気付いても受け入れず、変化に対応しようと真剣に動く人の足を引っ張る。
そして、今まで通りに、いや、今まで以上にラクができる方法はないかと、悪知恵ばかりを働かせる。道徳心と倫理観が欠如しているのだ。
「レッテル貼り」と「被害者ビジネス」は、怠け者の商売道具である。対案も示さず、政府政策のすべてに反対する無責任野党も、ただの怠け者だ。過去の成功体験が忘れられないようだが、古臭いビジネスモデルはもう通用しない。残念でした。
■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。自著・共著に『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)、『素晴らしい国・日本に告ぐ』(青林堂)など。