企業に潜む“モンスター社員”のリスク 旭化成建材、傾斜マンションの元凶 (1/2ページ)

2015.10.31


旭化成の会見ドタキャンをしらせる文書。お粗末な対応に批判が集中した【拡大】

 横浜市のマンションに端を発した旭化成建材(東京)による杭打ちデータ偽装問題は、東京都江東区の学校施設や北海道釧路市の道営住宅で相次いで発覚するなど、全国規模で広がっている。会見をドタキャンするなど同社のずさんな対応とともに注目を浴びるのが、企業に潜む“モンスター社員”だ。会社を傾かせるほどの大ダメージを与えるモラルなき社員の行動。あなたの会社にもモンスターはいるかもしれない。

 「組織の対応として信じられない」

 北海道釧路市の道営住宅2件でデータ偽装が発覚したのを受け、旭化成は30日に調査状況の公表するとしたが、まさかのドタキャン。国土交通省の担当者は行き当たりばったりの対応を繰り返す同社の姿勢を批判した。

 実際、会見中止までの流れはお粗末極まりない。29日、報道各社に30日に会見を開くことを文書で通達。しかし、当日になっても調整はつかず、夕方になり「発表する材料がない」と一方的に中止を通告したのだ。

 新たに東京都江東区でも偽装が発覚したことが影響したのか、その無責任体質にはあきれるばかりだが、この会社にしてこの社員あり。今回の問題では、偽装を繰り返した社員のモンスターぶりも際立つ。

 『あなたの隣のモンスター社員』(文春新書)の著書がある社会保険労務士の石川弘子氏は「想像力が欠如し、モラルが極端に低下したモンスター社員のリスクは、どの組織にも存在し得る」と指摘する。

 

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