日本国内で梅毒が急増している危ないワケ 感染力はHIVよりも強い (1/2ページ)

2015.11.20


盛り場の雰囲気にうっかりハメをはずすと…(写真と本文は関係ありません)【拡大】

 ハリウッドスターがHIV(エイズウイルス)感染。米俳優、チャーリー・シーン(50)の告白に驚いた人も多かっただろうが、実はいま、日本国内で、ある性感染症が広がり、関係機関が注意を呼びかけている。専門家は「原因の1つに風俗産業の変化が関係しているのでは」と話す。もうすぐ忘年会シーズン。酒の勢いで夜の街に繰り出し、痛い目に遭わないともかぎらない。

 「カレシの元カノの元カレの元カノの元カレ」

 約10年前、こんなナレーションが続く公共広告がテレビで放送されていたのをご記憶だろうか。世の中にHIV検査の必要性を訴えたそのインパクトは絶大で、CMは放送批評懇談会主催の「ギャラクシー賞」の大賞を受賞している。

 こうした啓蒙活動の効果もあって、それまで増加の一途をたどっていた国内の新規HIV感染者数は2008年の1126件をピークに、現在はほぼ横ばいの状況が続いている。

 このHIVとは対照的に近年、増えているのが梅毒。国立感染症研究所の報告によれば、昨年12月29日から今年の10月25日までの症例数は2037件で、前年同時期の1・5倍に増加。なかでも20〜24歳の女性は2・7倍に急増した。同研究所は「注目すべき感染症」として警鐘を鳴らしている。

 山の手クリニック新宿院の清水康弘院長は「梅毒スピロヘータと呼ばれる微生物による病気で、性行為やその類似行為、また感染者の血液が傷口に触れた場合でも感染することがある。感染力はHIVよりも強い」と説明する。

 梅毒には第1期から第4期があり、初期には特徴的な症状が現れる。

 「感染から3週間〜1カ月の第1期には、男性であれば亀頭にしこりができる。3カ月後の第2期には、手のひらや足の裏に発疹が現れる。ただ、いずれも痛みは感じず3週間程度で消えてなくなる」(清水氏)

 

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