山口組、組織防衛に必死 内部崩壊で「神戸」優勢か 6代目組長の求心力低下説 (1/2ページ)

2015.12.03


篠田建市(通称・司忍)組長【拡大】

 国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)が、今月13日の新年会「事始め式」を前にして組織防衛に必死になっている。組幹部が関西や九州の直系団体を相次いで訪れ、激励する一方、内部崩壊に陥っている直系団体のトップの責任を問わずに組織の温存を図っているのだ。8月末の分裂後、離脱派が結成した神戸山口組への構成員の流出が止まらない状況へのテコ入れ策とみられるが、篠田建市(通称・司忍)6代目組長の求心力の低下に歯止めがかからない状況だ。

 「毎回、大勢の組員を引き連れ、組事務所を訪問している。明らかな示威行動だ。それだけ神戸山口組に対する焦りがあるからだろう」

 11月中旬から始まった山口組の竹内照明若頭補佐が繰り広げている関西や九州地区の直系団体に対する激励訪問について、捜査関係者はこう話す。

 竹内若頭補佐は篠田6代目組長の出身母体である「弘道会」のトップで2013年、直系組長に取り立てられると、今年には執行部のメンバーである若頭補佐にスピード昇格。構成員の神戸山口組への移籍や直系団体の相次ぐ内部崩壊という事態に対し、組織の引き締めのため篠田6代目組長の名代として激励に回っているという。

 ただ、捜査関係者によると、効果は表れていないようだ。11月末には岡山市の直系団体「熊本組」が新たに離脱し、神戸山口組に合流したほか、内部崩壊状態に陥る直系団体が相次いでいるという。

 山口組関係者も「この秋、トップが逮捕された直系団体も組織が割れているという話を聞いている。山口組はもうそんな話ばかりで、ガタガタになっている。親分(篠田6代目組長)の求心力も低下している」と打ち明ける。

 

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