蜜月の安倍、橋下両氏 「憲法改正」の中身にズレがあるのでないか (1/2ページ)

2015.12.27


橋下氏の動向次第で2016年の国会の構図は大きく変わりそうだ【拡大】

 安倍晋三首相は19日夜、橋下徹前大阪市長と都内のホテルで食事しながら、約3時間半にわたって会談した。名目は橋下氏の慰労会だが、菅義偉官房長官とおおさか維新の会代表の松井一郎大阪府知事も同席し、憲法改正や来年夏の参院選の連携などについて意見交換したようだ。参院選では、自民、公明、おおさか維新の3党で憲法改正の国会発議に必要な「3分の2以上」の確保を期待しているようだ。

 さらに、安倍首相は橋下氏の国政進出にも期待を示した。橋下氏は衆院選だったら出る腹づもりだと伝えられている。

 安倍首相は、野党がバラバラな状況の中で衆参ダブル選挙を決行し、両院で3分の2を取り、もともとのアジェンダ(公約)である憲法改正に一気に突き進もうと考えている。その際、人気の高い橋下氏を衆院選に担ぎ出して、野党の支持層を奪おうという狙いだ。

 安倍首相のターゲットは憲法9条の改正だ。一方、橋下氏がこだわっているのは地方自治について規定する憲法8章の92−95条。特に95条の「特定の地方公共団体にだけに適用される特別法を定めるには、その地方公共団体の住民投票で過半数の賛成を得なければならない」という規定だ。

 中央集権から道州制への移行と、都構想に基づく地方分権を目指すのなら、この95条改正が本丸だ。つまり、道州制を持ってきて広域行政区域とし、国から三権(立法、行政、司法)を持ってくること。これが橋下氏の考えている構想に違いない。

 しかし、橋下氏は今まで、この憲法第8章から説き起こして、地方自治を是正していくという考えを国民にあまり語っていない。

 

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