首都高速の地下化 日本橋周辺だけでは中途半端 東京の景観が一変する構想を (2/2ページ)

2016.01.17


日本橋の高架を地下に移すだけでは物足りない【拡大】

 ボストンの「ビッグディッグ」は街全体を造り替え、都市空間の魅力を大きく向上させた。空港と市の中心部の交通アクセスも飛躍的によくなり、中心部とウオーターフロントも一体化した。

 これが近代国家なのだと思う。逆に、高架の高速道路がある風景を自慢したりして、高架をのさばらせているところは、まだ途上国ではないか。そういう意味でも首都高を埋めるというのはグッドアイデアだと思う。

 ただ、竹橋−江戸橋JCTの間という日本橋の前後だけを地下に埋めても大した効果はない。それに、地下鉄や川があるところに巨大なパイプを埋めていくわけだから、工事は大変だと思う。

 これは5000億円程度の予算ではできないのではないか。「ビッグディッグ」は、当初計画に比べて事業費が6倍以上の約2兆円になり、米国史上、最も高額の道路事業になった。

 ようやく始まりそうな首都高の地下化に私は賛成するが、日本橋周辺だけというのは物足りない。首都の景観が一変するくらいの構想で長期にわたって取り組んでもらいたいものだ。

 ■ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

 

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