【編集局から】おいっ子の成長が楽しみに ふと思う、自分が持つ最も古い記憶

2016.02.02

 おととしにおいっ子が生まれ、地元へ帰るたびにその成長を楽しみにしています。先日会ったときは起きている間中、ずっと物を食べ続けていました。

 せわしなくスプーンを口に運ぶ小さい手をみながら、「食いしんぼうだなぁ」などと目を細めていたのですが、次の瞬間、ふと冷静になる自分がいたのです。

 「この子もそろそろ、記憶ってものができるのだろうか」

 2歳の頃、日曜日に仕事が休みの父親と、当時住んでいた借家から公園まで遊びに行く途中、アスファルトの上に車にひかれてペシャンコになった大きなカマキリを見つけ「かわいそうだね」と父に言った、というのが自分が持つ最も古い記憶です。どうせならもっとドラマチックなシーンが心に残ればよかったのですが、子供ながらに印象的だったのでしょう。

 おいっ子の目の前には、たまにしか顔をみせないおじさん、つまり私がいます。ときどき、「誰この人?」といった表情で顔をのぞき込んできます。ふだんから一緒にいる両親、妹夫婦に比べると、印象に残るかもしれません。

 記念すべき最初の記憶が自分の姿になるかもしれない−。そう思うとおちおち鼻もほじれない気持ちになりました。 (W)

 

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