弘道会から“離脱者”か 山口組と神戸山口組の小競り合い激化…市民生活に影響 (1/2ページ)

2016.02.09

神戸山口組の定例会を終え、会場を後にする井上邦雄組長=8日、兵庫県淡路市
神戸山口組の定例会を終え、会場を後にする井上邦雄組長=8日、兵庫県淡路市【拡大】

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)と、離脱した直系組長らが結成した暴力団神戸山口組による小競り合いが激化し、長野県内では高速道路が通行止めになるなど、市民生活にも大きな影響が現れ始めた。攻勢を強める神戸山口組から逮捕者が続出する一方、山口組では篠田建市(通称・司忍)6代目組長の出身母体である弘道会(名古屋市)傘下団体からの離脱者の情報も飛び交っており、警察当局は抗争への発展を警戒している。

 山口組総本部では5日、今年初となる月に一度の定例会が開かれ、全国各地から直系組長らが集結した。4日には執行部が会合を開いており、73人いた直系組長が56人にまで減った組織運営について協議。捜査関係者によると、定例会では全国をブロック別に分けて統括する責任者の新人事が発表されたという。

 一方、神戸山口組は8日、兵庫県淡路市の有力団体「侠友会」事務所で定例会を開き、井上邦雄組長のほか、今年1月に直系組長に昇格した太田興業の太田守正組長や中野組の小嶋恵介組長らが出席。事務所内からは、太田組長らの名前を読み上げられる声が聞こえ、拍手が鳴り響いていた。

 昨年8月末の山口組の分裂以降、全国各地で繰り返されている小競り合いは、市民生活に影響を与えるまでになっている。

 長野県内では1月27日、中央自動車道で車を止めて通行を妨害したとして、長野県警が威力業務妨害の疑いで、神戸山口組系の組員ら男4人を現行犯逮捕した。長野市内に向かっていた山口組系組員が運転する車を妨害しようとしたとみられ、事件の影響で伊那インターチェンジ(IC)−伊北ICが約3時間40分、通行止めとなった。

 

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