【盟主不在の時代を読む】トランプ氏勝利ならプーチンと仲良し外交も!? 米大統領選 (1/2ページ)

2016.02.13

トランプ氏(ロイター)
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 予備選は、保守政党なら右寄り、左派やリベラル政党なら左寄りの支持者が熱心に動くので、極端な選択になりがちだ。

 米大統領選でも、かつては予備選を実施する州は少なかったので参考材料程度にとどまり、党の有力者は「最終的に勝てる候補」を支持したので中道寄りの政治家が有利だった。

 しかし、予備選主体になると、共和党は不動産王、ドナルド・トランプ氏、民主党は「民主社会主義者」を名乗るバーニー・サンダース上院議員のような、極端な候補者が最終候補者になる可能性がある。

 しかも、ニューハンプシャー州では、共和党穏健派のホープであるマルコ・ルビオ上院議員が、討論会での失敗を引きずって5位に沈んだ。ジョン・ケーシック・オハイオ州知事と、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事から、未熟さを突かれて沈没したのである。

 共和党では、トランプ氏や、テッド・クルーズ上院議員のような「極端な右派」でなく、ルビオ氏ならば「民主党のヒラリー・クリントン前国務長官に勝てる」として、初戦のアイオワ州で急浮上した。そうなると、民主党は、サンダース氏のような「左過ぎる候補」では勝てないので、ヒラリー氏に落ち着き、世界を困惑させない大統領選になっただろう。

 ただ、素人っぽいオバマ大統領が、あれよあれよという間に民主党候補になったことを学習しているベテラン政治家らが「ルビオ氏の突出」を許すはずもない。クリスティー氏の捨て身の攻撃でルビオ氏は撃沈した。

 

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