【沖縄が危ない】尖閣でなぜ中国の領海侵犯を許すのか? 米国人には理解できない日本の姿 (1/2ページ)

2016.02.24

習近平国家主席率いる中国は、重武装の「海警」を尖閣周辺に送り込んでいる(第11管区海上保安庁提供)
習近平国家主席率いる中国は、重武装の「海警」を尖閣周辺に送り込んでいる(第11管区海上保安庁提供)【拡大】

  • <p>習近平国家主席(共同)</p>

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 中国海警局の公船(海警)が領海侵犯を繰り返す、沖縄県・尖閣諸島海域の現状を知りたいと、石垣市を訪れた米国人記者と話す機会があった。彼は率直な疑問を口にした。

 「なぜ、日本は『自分の領土だ』と言いながら、尖閣周辺で中国公船の航行を許すのか? 日本は、尖閣を本当に自分の領土だと思っているようには見えない」

 私は「米国は強い国だから、侵入した他国の船を追い払えるだろうが、日本はそうではない」と答えた。

 すると彼は首を振り「日本の海軍力は中国を上回っている」と反論してきた。私は「日本には憲法第9条があり、軍事的攻撃を受けた場合の防御しかできない」と説明したが、彼は納得しかねる表情だった。

 尖閣周辺で、年中行事のごとく領海侵犯を許している日本の姿は「自分の国は自分で守る」ことが当たり前の米国人には理解し難いのかもしれない。

 しかし、中国の傍若無人を見ていると、軍事力を持たない海上保安庁も、憲法第9条で両手両足を縛られている自衛隊も、中国にとっては何ら恐い存在ではないようだ。

 中国政府は2015年12月から、機関砲を搭載した「海警」を尖閣周辺に派遣した。フリゲート艦を改造し、戦闘能力を高めた船だ。

 巡視船の海上保安官や周辺で操業する漁業者は、従来以上に生命の安全を脅かされる。漁業者でもある石垣市の仲間均市議は「習近平国家主席は、本気で尖閣を奪いに来ている」と話す。

 

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