【共産党研究】SEALDsを持ち上げる共産党の罪深さ 底意がミエミエ (1/2ページ)

2016.03.02

国会前で、安保法制反対を訴える学生グループ「SEALDs」(シールズ)の面々=2015年9月
国会前で、安保法制反対を訴える学生グループ「SEALDs」(シールズ)の面々=2015年9月【拡大】

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 共産党の志位和夫委員長と、小池晃政策委員長の以下の発言には、ほぼ40年、共産党員として生きてきた私も正直驚いた。

 志位氏は、1月1日付の「しんぶん赤旗」で、安全保障法制反対の戦いについて、学生グループ「SEALDs」(シールズ)を念頭に置いて、「日本の歴史でも初めての市民革命的な動きが開始されたといっていい」と語った。

 小池氏は、昨年10月18日、東京・渋谷での街頭宣伝で、「シールズの皆さんが国会を取り巻いて『民主主義って何だ』『立憲主義って何だ』の声を上げた。共産党も皆さんのおかげで脱皮したんです」と語った。

 日本共産党が革命政党として誕生してから94年がたっている。その共産党がなし得なかったことを、シールズがやってのけたというのだ。頑迷固陋(がんめいころう=頑固)が売り物の共産党を「脱皮」させたというのだ。まさに“シールズ賛歌”である。

 底意が見え見えである。共産党の青年組織である「民主青年同盟」(民青)が見る影もないほどに弱体化するなど、青年・学生の間で影響力を喪失してから30〜40年はたつだろうか。この間、影響力拡大のために多くの労力を費やしてきたが、成功しなかった。そこにシールズが現れたのである。共産党にとって垂涎(すいぜん)の的になったことだろう。

 だが、共産党の対極にあるのが、実はシールズである。

 シールズという運動体には、代表者もリーダーもいない。民主集中制で上意下達の共産党とは、似ても似つかない組織なのである。その共産党がシールズを天まで持ち上げるというのは、実に罪深いことだ。

 

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