山口組vs神戸山口組“本格抗争”突入か 歌舞伎町、麻布十番…都心も不穏  (1/2ページ)

2016.03.02

 日本最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂をめぐり緊張感が増している。先週末、埼玉県八潮市で、対立する神戸山口組傘下の有力団体幹部の自宅が何者かに襲撃されるなど、首都圏で不穏な事件が相次いだ。新宿・歌舞伎町をはじめ都内の複数の繁華街も「いつ何が起きてもおかしくない状態」(暴力団関係者)という。こうした事態に警察庁は、警戒強化に努めるよう全国の警察に通達を出した。本格抗争に発展か。不穏な空気が覆っている。

 「オウ! コラッ」

 「何だ? オリャー、オマエ!」

 飲食店が軒を連ねる歌舞伎町の区役所通り。先月15日午後、通行人や観光客が行き交う通りに怒号が響いた。

 暴力団員風の男たちの集団が1人の男に襲いかかり、殴る蹴るの暴行。路上で繰り広げられた白昼の乱闘には篠田建市(通称・司忍)6代目組長(74)率いる山口組と、井上邦雄組長(67)をトップとする神戸山口組の対立が影を落としている。

 「この日、歌舞伎町の喫茶店で神戸側の集会が開かれた。その情報を聞きつけて、都内で活動する複数の山口組系団体の組員が参集し、両組織合わせて60人規模の衝突に発展した」(事情を知る暴力団関係者)

 関係者によると、先月初旬にも東京・渋谷で山口組側と神戸側による数十人規模での小競り合いが発生したという。

 こうした伏線を経て、27日には本格抗争への警戒レベルを急上昇させる事件が起きた。

 同日午前5時半ごろ、神奈川県厚木市の山口組3次団体の関連先のシャッターや壁が壊れているのを神奈川県警の警察官が発見。2トントラックが突っ込んでいたことが判明した。

 午後9時20分ごろには、埼玉県八潮市にある神戸山口組系組幹部(67)の自宅に銃弾が撃ち込まれ、午後11時45分ごろには東京都足立区の団地敷地内で、神戸山口組系の50代の組員が何者かに襲撃された。

 

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