山口組vs神戸山口組、全面抗争発展危機 各地で火種 兵庫で緊張高まる (1/2ページ)

2016.03.05

山口組と神戸山口組をめぐるトラブル(今年1月以降)
山口組と神戸山口組をめぐるトラブル(今年1月以降)【拡大】

  • <p>山口組系組事務所に家宅捜索に入る北海道警の捜査員ら=3日夜、北海道旭川市</p>

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)と神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)の衝突が各地で相次いでいる。2月中旬までは神戸側の示威行為に静観する構えをみせていた山口組だが、くすぶっていた火種が燃え上がるかのように、神戸側の関係先へ反撃を加速させている。山口組は5日、直系組長を総本部に集めた定例会で、冷静な行動を求める見通しだが、全面抗争に発展する恐れが日増しに強まっている。

 各地で相次ぐ衝突の大きな原因は、首都圏での山口組の中核組織「弘道会」系と神戸側の中核組織「山健組」系の極度の対立にある。いずれもトップである篠田建市(通称・司忍)6代目組長、井上邦雄組長の出身組織だ。

 「昨年8月の分裂以降、大きなシノギ(経済活動)が集中する首都圏で弘道会系と山健組系がにらみ合い、神戸側が1月15日に新宿・歌舞伎町で会合を開いてからは一触即発の状態だった。そんななか、神戸側が2月15日に再度、歌舞伎町で会合を開き、反発した山口組側が神戸側の組員に暴行を加えるなどしたことが発火点になった」(捜査関係者)

 まず神戸側が報復に出る。2月27日未明、神奈川県厚木市の弘道会系組事務所にトラックで突っ込んだ。これまで神戸側の挑発行為を静観していた山口組だったが、即座に会合を主宰していた埼玉県八潮市の山健組系組幹部宅に銃弾を撃ち込むと、東京都足立区の団地内で配下の山健組系組員を襲撃し、重傷を負わせた。これに対し、神戸側も3月3日に宇都宮市の弘道会系組事務所にトラックを突っ込ませる再報復に出ている。

 

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