次に危険な3地域はここだ 地震学者・早川氏、予兆捉えていた

2016.04.15

早川正士氏
早川正士氏【拡大】

 3・11以来となる最大震度7を記録した熊本県の巨大地震。夕刊フジで数々の地震を予知してきた電気通信大名誉教授で、日本地震予知学会会長の早川正士氏は、今回もその予兆をとらえることに成功。現在、九州地方のほか、全国3地域で新たな揺れが起きる恐れがあると警鐘を鳴らした。

 早川氏は12日にインターネット上の地震予測情報サービス「地震解析ラボ」で「4月8日から19日の間に、伊予灘から日向灘にかけて内陸でM5・0前後、海底で5・5前後、最大震度4程度」と予測していた。

 実際に14日に熊本県で発生した地震と比べると震源は西にそれたが、今回も発生する時期を言い当てたといえる。

 「ただ、震源は地下50キロ程度を想定して震度を予測していたので、ここまで揺れるとは考えていなかった」(早川氏)

 早川氏は、地震が起こる約1週間前に前兆現象として起きる地殻のヒビ割れに着目。このヒビが発生させる電磁波が地球上空の電離層に与える影響を分析し、発生場所と地域を予測している。

 現在、早川氏が九州地方のほかに予測を出しているのは、次のとおり。

 (1)17日までに北海道東部から千島列島以北にかけて、内陸でM5・5前後、海底でM6・0以上、最大震度4程度(2)24日までに茨城沖から房総沖にかけて内陸でM5・0前後、海底でM5・5前後、最大震度4程度(3)24日までに伊豆小笠原・沖縄・南方にかけて、海底でM5・5前後、最大震度3程度。

 早川氏は「注意してほしいのは、今回のように想定以上の揺れが起こる場合がある点だ。茨城沖から房総沖で予想される地震でも、都心部で被害が発生する恐れがある」と話す。警戒を新たにしたい。

 

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