熊本「前震」1時間前に飲食店のアジが大暴れ 野鳥も飛び立つ数々の異変 夕刊フジ記者現地ルポ (1/2ページ)

2016.04.22

被災した熊本市動植物園。施設の損害は激しかった=20日、熊本市東区
被災した熊本市動植物園。施設の損害は激しかった=20日、熊本市東区【拡大】

  • <p>雨の中、避難所を出る親子。子供が熱を出し病院へ行くという=21日午前、熊本県阿蘇市の一の宮小学校</p>
  • <p>地震前にひどく暴れたアジ</p>
  • <p>大規模な土砂崩れが発生した熊本県南阿蘇村。家族の思い出も流された</p>

 熊本県や大分県で相次ぐ地震は14日の「前震」から21日で丸1週間を迎えた。一連の連鎖地震で観測史上初めて震度7を2回記録するなど、地震学者の想定を覆す不気味な動きをみせている。未曾有の規模になりつつある今回の震災だが、発生直前に動物の異変が複数確認されていた。これまでにも巨大地震が起きる度に動物の異常行動が報告されてきただけに、頻発する揺れとの関連が気になる。彼らは危険を察知していたのか。(報道部・宇都木渉)

 熊本市中央区の繁華街。19日午後、つけ麺で有名なラーメン店「大勝軒」ののれんを掲げる「肥後大勝軒」を訪れた。店内を見渡すと、業態に似つかわしくない海鮮丼やウニ丼などのメニューが目につく。

 店関係者によると、都市ガスが復活せず、通常の商品が出せないため、同じオーナーが営む鮮魚料理店から食材を調達し、“臨時メニュー”を提供しているという。

 厨房(ちゅうぼう)内には、その鮮魚料理店から手伝いにやってきた板前の佐藤繁幸さん(58)の姿も。地震の取材でやってきたことを告げると、14日夜に経験したこんな話をしてくれた。

 「生きたアジを50〜60匹、店の水槽に移す作業をしていると、いつもはおとなしいのにひどく暴れることに気づきました。暴れすぎて水槽の外に飛び出してしまう魚もおり、これは何かヘンだなと。あんなのは長年、仕事をしてきて初めてでした」

 

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