三菱自の燃費不正 自己申告うのみにする国のザル検査を改めるべきだ (1/2ページ)

2016.04.27

燃費データ不正について会見する三菱自動車の相川哲郎社長=20日、東京都千代田区
燃費データ不正について会見する三菱自動車の相川哲郎社長=20日、東京都千代田区【拡大】

 三菱自動車の相川哲郎社長は、軽自動車の燃費試験データに不正があったことを明らかにした。同社は2000年、04年と2度にわたるリコール隠しもあった。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)でもプログラムの書き換えによる不正があったが、こうした不正を防ぐ方法はあるのだろうか。

 三菱自の場合、発覚したきっかけは提携先の日産自動車からの指摘だという。三菱自の記者会見によると、昨年8月、軽自動車の次期車について、日産で開発をすることが決まり、日産が11月ごろ、現行車の「デイズ」の燃費を測定したところ、カタログ値との乖離(かいり)が判明したという。

 まず、なぜ昨年のうちに公表できなかったのかが疑問だ。同時に、国土交通省の検査はあまりにずさんではなかったのか。記者会見では、自動車会社の自己申告なので国の検査ではわからないと言い切っている。

 これまで公表されている話だけでは事件の全容はわからない。当時の第1性能実験部長が指示していたというが、その上の者が関与しているのかどうかはこれから解明するという。昨年発覚した話のはずなのに、現段階でもわからないというのはかなり不自然だ。

 軽自動車は、日本独自の規格だ。税に関する軽減措置があり、国内で人気である。何より燃費がいいことが売りである。軽自動車は、国内でホンダ、スズキ、ダイハツ工業、三菱自の4メーカーがしのぎを削って生産している。

 

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