日本は謝罪要求せず中韓の“特殊性”を示す機会に オバマ大統領広島訪問 (1/2ページ)

2016.05.17

 バラク・オバマ米大統領が5月27日、現職の米大統領として初めて広島市を訪問することになった。日本は、米国に限らず世界の政治家に向けて被爆地訪問を求め続けてきたので、オバマ氏の広島訪問は大歓迎だ。

 日本人なら一度は広島・長崎の被爆関係地を見ているだろう。それらを見れば、普通の人間なら理屈抜きに核根絶と思うはずだ。

 米大統領が広島を訪問するのは、長年の日本外交の勝利である。ほかの核保有国の首脳の訪問にも弾みがつくだろう。

 今回は、絶好のタイミングとなった。オバマ氏の大統領としての任期が少なくなるなか、キューバとの国交回復に加えて、2009年の「プラハ演説」で明らかにした「核廃絶への思い」を広島であらためて訴えるチャンスとなる。

 オバマ氏は今年3月の米ワシントン・ポスト紙への寄稿で、「人類は核とは共存できないので、長期的には核廃絶を目指す」として、「唯一の核兵器使用国として、米国は核廃絶へのリーダーシップを取り続ける道徳的責務を負う」とまで言い切っている。

 米国では広島訪問への反対も懸念されたが、4月のケリー国務長官の広島訪問でも、国内世論の反対はさほど大きくなかった。共和党も、次期大統領候補にドナルド・トランプ氏が確定的になり、その対策で手いっぱいの状況であり、オバマ氏の広島訪問について目立った批判はみられない。

 今回の広島訪問は最終的にはオバマ氏の決断であり、それは高く評価すべきだろう。また、国際社会も歓迎しない理由はないはずだ。

 

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