「フランク三浦」腕時計に思わぬ特需 商標登録無効の審決「取り消し」で (1/2ページ)

2016.05.21

在庫切れの人気になっている「フランク三浦」シリーズの腕時計。写真はは6月から販売するご当地シリーズ(ディンクス提供)
在庫切れの人気になっている「フランク三浦」シリーズの腕時計。写真はは6月から販売するご当地シリーズ(ディンクス提供)【拡大】

  • <p>在庫切れの人気になっている「フランク三浦」シリーズの腕時計(ディンクス提供)</p>
  • <p>「フランク三浦」の腕時計(納冨康撮影)</p>

 スイスの高級腕時計「フランク・ミュラー」を連想させる「フランク三浦」ブランドの腕時計が人気を集めている。製造販売する大阪市天王寺区の時計メーカー「ディンクス」が4月、商標登録を無効とした特許庁の審決を不服として起こした訴訟で、知財高裁が審決を取り消し、同社の勝訴を言い渡したためだ。勝訴以降、注文が殺到し、在庫切れの状態が続いており、思わぬ特需に悲鳴を上げている。

 踊るような数字が並ぶ文字盤に演歌歌手のような名前…。ディンクスのフランク三浦シリーズだ。

 精巧なオリジナル時計の生産やOEM(相手先ブランドによる生産)を行う同社の下部良貴社長が、「自称天才時計師、フランク三浦氏が手がけた時計」という遊び心あふれる設定で、2010年から製造販売した。

 価格は4000〜6000円程度で、当初はまったく売れなかったが、インターネットサイトで「クリスマスにプレゼントしてはいけない時計ランキング」のトップとなったことや、下部社長のPL学園高校野球部時代の同級生であるヤクルトの宮本慎也氏が12年の2000安打達成時、記念品としてチームメートに配るなどしたことから人気を呼んだ。

 思わぬ人気ぶりに同社は「フランク三浦」を商標登録したが、特許庁はミュラー側の申し立てを受けて昨年9月、「全体の語感が似ており、紛らわしい」として登録を取り消した。同社はこの審決を不服として知財高裁に訴訟を起こしていた。

 

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