安倍首相は真珠湾に行ってはいけない オバマ大統領の広島訪問とは別問題だ (1/2ページ)

2016.05.22

原爆死没者慰霊碑の前で肩を寄せ合ったケリー米国務長官(左)と岸田文雄外相=4月11日、広島・平和記念公園
原爆死没者慰霊碑の前で肩を寄せ合ったケリー米国務長官(左)と岸田文雄外相=4月11日、広島・平和記念公園【拡大】

 オバマ米大統領は今月下旬の伊勢志摩サミットに出席後、27日に広島を訪れる。米国の現職大統領の広島訪問は初。米政府は「この訪問が過去の原爆投下に対する謝罪だと解釈するのは誤り」と主張している。ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)もテレビのインタビューで「私たちはいかなる状況でも謝罪しない」と語っている。

 日本人としては、「謝罪のひとつもあってほしい」と言いたいところだろう。しかし、オバマ氏が広島で謝らないというのは、ある意味、理解できないわけではない。

 オバマ氏は「核なき世界」を提唱した2009年のプラハ演説でノーベル平和賞に輝いたものの、その後、「核の脅威」は依然として続いている。そんな状況の中、大統領在任8年間の締めくくりとして、広島で第2次世界大戦の全犠牲者への追悼と「核なき世界」への取り組みを訴える。人類の将来が関係しているから、「謝罪」がなくても、それなりに成り立つのだ。

 謝罪をすると、「どちらが悪かったのか」という議論も出てくる。中国や韓国は「日本はオレたちに謝罪しないのか」と騒ぎ出すだろう。だから、ここはオバマ氏の好きなようにさせればいいのではないか。献花するだけでも、心の中に感じるものがあるだろう。

 先月、広島の原爆資料館などを訪れた米国のジョン・ケリー国務長官は、「すべての人は広島を一度は訪れるべきだ。そのすべての人の中には、米国大統領も含まれる」という非常に良心的なコメントをした。謝ってはいないが、広島である種の良心の呵責も含め、何かを感じたと思う。私はこれで十分だと思う。

 

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