北海道置き去りの大和君、5時間歩いていた 「お父さん優しいから許すよ」

2016.06.06

田野岡大和君はこの林道を夕闇の中、5時間も歩き続けた=北海道七飯町
田野岡大和君はこの林道を夕闇の中、5時間も歩き続けた=北海道七飯町【拡大】

  • <p>田野岡大和君</p>

 北海道七飯町で行方不明になり、6日後に発見された北斗市の小学2年、田野岡大和君(7)の足取りが次第に明らかになってきた。泣きじゃくり方向感覚を失った後、保護された自衛隊施設まで「5時間ぐらい歩いたと思う」と話しているという。

 大和君は5月28日午後5時ごろ、七飯町の林道で置き去りにされた後、泣きじゃくったため方向が分からなくなり、山を下る車を追いかけたつもりが、反対側の山を登る道を進んでしまった。

 「山が怖い」と感じた大和君は「草むらややぶは通っていない。ずっと道を歩いてたどり着いた」と説明。山林には入らず、日没後の林道を長時間歩き、演習場内の自衛隊員が寝泊まりする施設にたどり着いた。施設の鍵が開いており、「寒かったので寝るために入った」という大和君。保護されるまで「誰かが必ず助けに来てくれる」と考え、水だけを飲んで待ち続けていたという。

 道警はすでに両親を函館児童相談所に通告。児相は6日、近く児童福祉司などが両親と大和君から事情を聴くと明らかにした。道警は「林道に置き去りにした行為が心理的虐待に当たる疑いがあると判断した」と説明している。

 一方、大和君の父、貴之さん(44)は5日、大和君が保護された3日に病院の救急処置室で再会したことを報道陣に明かした。

 関係者に「僕が悪かった。お父さんの言うことを聞かなかったから」と話しているという大和君。貴之さんが「つらい思いをさせてごめん」と繰り返し謝ると、大和君は「お父さん優しいから、許すよ」と告げたという。

 

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