かわいい顔して実は凶暴なツキノワグマ 人を襲ったクマには「鈴の音」は逆効果 (1/2ページ)

2016.06.14

女性の遺体が見つかった秋田県鹿角市の現場付近
女性の遺体が見つかった秋田県鹿角市の現場付近【拡大】

  • <p>かわいい顔をして実は凶暴なツキノワグマ</p>

 秋田県でクマによる死亡事故が後を絶たない。亡くなった被害者4人は山菜やタケノコを採りに山林に分け入ったところを襲われた。北海道に生息するヒグマに比べれば、本州のツキノワグマは小型で表情も愛らしいが実態は凶暴そのもので、今年は各地で目撃例も激増している。いまの季節、山に入るのは危険と隣り合わせだ。

 青森、秋田県境付近の秋田県鹿角(かづの)市十和田大湯の山林で5月21日に発見された男性(79)の遺体が悲劇の幕開けだった。遺体には大型動物の爪で引っかかれたような傷が残されていたが翌22日、別の男性(78)の遺体もみつかる。周辺に生息するツキノワグマによるものとみられる。

 付近の山林では30日にも男性(65)、6月10日には70〜80代の女性の遺体が発見された。どちらもクマの襲撃とみられ、損傷が激しく、性別すら把握することができない状態だったという。

 4人目の遺体が見つかった10日、地元猟友会は体長1・3メートルの雌のツキノワグマを射殺。解体して調べたところ、体内から人体の一部が見つかった。

 もともとクマは臆病で人間を怖がることから、山に入る際は鈴やラジオを鳴らし、存在を知らせることが有効だとされる。だが、専門家によると、人の味を覚えたクマに対しては逆に呼び寄せる結果になりかねないという。

 日本には2種類のクマがいる。北海道に生息するヒグマは立ち上がれば大きさは約2メートル、体重は200キロ程度。対して、今回問題となっているツキノワグマは本州と四国の一部が生息地域で、体の大きさはオスで最大1・5メートル、体重は60キロ〜100キロと一回り小さい。

 しかし、その脅威はあなどれない。背を向けたものを追いかける習性があり、走るスピードは時速50キロに達し、鋭いツメは垂直の壁をよじ登ることを可能とさせる。

 

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