尿で「乳がん」「大腸がん」がわかる 簡易で費用も安く 日立と住商が技術開発

2016.06.15

 尿検査で乳がんや大腸がんにかかっているかを判別する技術を開発したと発表した日立製作所と住友商事グループ。実用化すれば、現在主流の血液を使った検査よりも簡易で、費用も安くなる可能性があるといい、医療ビジネスを大きく変革させる可能性もある。

 日立と住商ファーマインターナショナルが、乳がん、大腸がんの患者と健常者を各15人ずつ調べた。尿に含まれる1300種類以上の老廃物を解析したところ、乳がんと大腸がんの患者でそれぞれ、特定の老廃物が増減していた。

 がん患者かを判別できるほか、乳がんと大腸がんの違いも明確に出たという。検査すべき老廃物は10種類程度まで絞り込んでおり、複数の関連技術を特許申請した。

 現在は基礎研究の段階で検査結果が出るまで数日かかるが、将来は検査キットなど簡易な方法ですぐに調べられるよう研究を進める方針だ。

 日立で開発に当たった基礎研究センタの坂入実チーフサイエンティストは記者会見で「早期発見につながるほか、治療後に再発していないかのチェックにも役立つ可能性がある」と話した。

 

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