首都圏M7超の“不意打ち”も 熊本、函館襲った「活断層地震」

2016.06.20

関東の主な活断層
関東の主な活断層【拡大】

  • <p>関東の主な活断層 ※地震調査研究推進本部の調べを基に夕刊フジ作成</p>

 北の大地を襲った巨大な揺れには度肝を抜かれた。北海道内浦湾を震源とした16日の地震は函館で最大震度6弱を記録。2カ月前には震度7を2度記録した熊本地震が起きたばかりで、今回も活断層が“犯人”だった。一説に日本には2000以上の活断層が存在し、もちろん、関東にも至る所に危ない亀裂が走っている。いつ首都直下型地震が起きてもおかしくない。

 函館で震度6弱の地震が発生したのは1923年の統計開始以来、初めて。気象庁によれば、内浦湾の地下11キロが震源で、マグニチュード(M)は5・3(推定)。「北東−南西方向に圧力軸を持つ逆断層型」の地震と分析している。

 4月に発生し、震度7を2度記録した熊本地震もまた、北東−南西方向に延びる布田川(ふたがわ)と日奈久(ひなぐ)の両断層帯が激しく動いて起きた。

 函館の地震について、東大地震研究所の古村孝志教授は「北海道南部にある函館平野西縁断層帯とは明らかに場所が違う。知られていない別の活断層で起きた地震だろう。日本中どこでも起きるタイプの地震だ」と指摘する。

 どこでも起きる活断層地震−。この言葉はかなり不気味だ。

 関東地方だけでも、群馬県高崎市から埼玉県川口市にかけて延びる「関東平野北西縁断層帯」、埼玉県飯能市から東京都府中市の「立川断層帯」、相模原市から神奈川県平塚市の「伊勢原断層」などがあり、いずれもM7・0以上の大地震を発生させると予想されている。

 内閣府は首都圏で震度7の直下型が起こった場合、全壊・焼失家屋61万棟、死者2万3000人、茨城を含む5都県で800万人が一時的に帰宅できなくなると推計している。

 首都圏を不意打ちする活断層。防災への準備は万全にしておきたい。

 

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