【世界最強だった日本軍航空部隊】真珠湾攻撃で示した日本の底力 世界海戦史上最大の大戦果 (1/2ページ)

2016.06.21

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 「トラ・トラ・トラ」−。1941年12月8日、第1次攻撃隊長・淵田美津雄中佐は「ワレ奇襲ニ成功セリ!」を意味する電文を発信した。

 6隻の空母から飛び立った日本海軍航空部隊は、ハワイのパール・ハーバー(真珠湾)に停泊する米艦艇に猛然と襲いかかった。

 最初に、戦艦「ウェストバージニア」へ魚雷攻撃(雷撃)が行われ、9発のうち7発が命中し、巨大な水柱が吹き上がった。そして、戦艦「オクラホマ」「カリフォルニア」「アリゾナ」、軽巡洋艦「ヘレナ」にも次々と魚雷が命中した。

 この雷撃には、日本人の叡智と努力が注がれていた。

 真珠湾の水深は約12メートルと浅く、魚雷攻撃には不向きだった。通常の魚雷は着水後に60メートルほど沈下するのだ。そこで特殊な木製のフィンと安定板で沈下を防ぎ、真珠湾でも使えるように改良した。

 ただ、特殊改良された魚雷はわずか40本。水路のような狭い地形も雷撃を難しくさせたが、日本海軍の雷撃隊は厳しい訓練を積んで、不可能を可能にしたのだ。

 雷撃隊に負けず劣らず、800キロ爆弾を搭載した水平爆撃隊の活躍も目覚ましかった。

 魚雷攻撃で損傷した戦艦「ウェストバージニア」や「カリフォルニア」に800キロ爆弾を命中させ、沈没させたのだ。ドックで修理中の戦艦「ペンシルベニア」も難を逃れることはできなかった。

 この800キロ爆弾は、敵戦艦の分厚い装甲を撃ち抜くために、戦艦「長門」が搭載する41センチ主砲の徹甲弾を改良したものだった。上空から戦艦の主砲で撃たれるようなもので、敵戦艦にとっては、たまったものではない。

 

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