日本はテロリストの「思うツボ」にはまっているのではないか (2/2ページ)

2016.07.09

テロ事件の犠牲者が納められた棺に献花する岸田文雄外相=5日午前、羽田空港
テロ事件の犠牲者が納められた棺に献花する岸田文雄外相=5日午前、羽田空港【拡大】

 テロの最大の目的は、大衆に恐怖を与え、疑心暗鬼にさせて、結束を分断することにある。敵国内の混乱こそがテロリストの無上の喜びなのだ。

 民進党の岡田克也代表は、菅義偉官房長官が事態の収拾前に首相官邸を離れ、参院選の応援演説に行った件で、「致命的ミスがあった」と危機管理能力に疑問を呈した。

 確かに官邸には、危機管理について深く反省すべき過去がある。

 阪神・淡路大震災のとき、村山富市首相(当時)の判断ミスで自衛隊の派遣が遅れたといわれる。東日本大震災後の福島第1原発事故では、菅直人首相(同)が現地に出向き、かえって現場を混乱させた。

 官邸の過去の失敗を踏まえたうえで、今回の致命的ミスとやらを具体的に指摘したならば、私は岡田代表を評価する。

 一方、テロリストの思うつぼにハマり、参院選の集票が目的の浅薄な政権批判を行っただけならば、その見識を疑う。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。自著・共著に『やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人』(PHP研究所)、『危険な沖縄 親日米国人のホンネ警告』(産経新聞出版)など。

 
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