バーナンキ氏招いた首相の真意 道誤らせた日本の学者信用せず「ヘリマネ」へ (1/2ページ)

2016.07.16

バーナンキ前FRB議長(左)と握手する安倍晋三首相=12日午後、首相官邸
バーナンキ前FRB議長(左)と握手する安倍晋三首相=12日午後、首相官邸【拡大】

 米連邦準備制度理事会(FRB)前議長のベン・バーナンキ氏が11日に日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁と、12日に安倍晋三首相と会談した。

 バーナンキ氏といえば、デフレ研究の第一人者であり、その研究成果はリーマン・ショックの際に生かされ、米国経済は深刻な不況に落ち込まなかった。

 このタイミングでバーナンキ氏を呼んだのは、安倍首相が参院選後の経済対策について理解を得たかったのだろう。

 政治家は、自分のやっている政策について専門家の評価を聞きたいものだ。そして評価されたいものだ。専門家も一国の首相から直接説明を聞いて悪い気がするはずない。心情的には説明する政治家を推したくなる。

 そうしたフェース・ツー・フェースの人間関係を作るのは政治家の十八番である。特に、安倍首相は海外の著名な経済学者と良好な関係を築いており、アベノミクスは世界の経済学者から評価されている。

 逆にいえば、日本の経済学者についてはそれほど重要視していないことになる。彼らの多くは財務省のカラーに染まっているのか、まともなマクロ経済政策の前に増税を主張する。

 2014年4月からの8%への消費増税について、彼らは間違った情報を届けたので、安倍首相は増税を実施してしまった。首相にはそのときのトラウマがあり、致命的に間違った情報を出すような経済学者はもう信用しないのだろう。

 バーナンキ氏といえば、これまでも日本経済に対する的確なアドバイスがあった。特に03年には、名目金利ゼロに直面していた日本経済の再生に向けたアドバイスを行った。

 

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