海外大に合格者が多い学校ランク 渋谷教育学園渋谷がトップ

2016.07.22

 今週は、海外大に合格者が多い学校ランクを紹介する。調査したのは、文科省がグローバル教育に力を入れているとして選んだスーパーグローバルハイスクール(SGH)、各国の大学の入学資格が取得できる国際バカロレア(IB)認定校、今春の入試で東大と京大合格者の合計が20人以上の学校だ。

 トップは渋谷教育学園渋谷で、オックスフォード大、キングス・カレッジ・ロンドン大、ニューヨーク大などに合格。日本の大学も東大に30人、京大に5人、早稲田大に119人、慶應大に82人が合格している。

 最近の傾向について、海外大に詳しい専門家は「保護者に海外赴任から戻ってきた人も多く、海外大に進学することが特別なことではなくなってきた。欧米だけでなくアジアの大学も視野に入れている保護者が増えています。生徒の関心も高く、今後も卒業後、すぐに海外大に進学する人は増えていく」という。

 ただ、海外の大学の学費は高く、年間300万〜400万円はかかる。生活費も必要なため、奨学金獲得は必須だ。

 また、大学入試では、外部の英語検定・資格試験のTOEFLや英検などの成績を英語の試験の代わりにする入試が始まっている。上智大、立教大、法政大などで来年からは早稲田大も始める。この外部試験対策をとることで、志望校に海外大が視野に入ってくる可能性も高まる。

 こうした流れのなかで、中高もグローバル教育に力を入れている。留学制度を拡充したり、SGHを目指したり、IBコースを設ける学校が増えている。文科省も英語の4技能(読む、聞く、書く、話す)習得に力を入れ始めている。

 中学受験塾の講師は「中学受験で英語を課す学校が急増しています。帰国子女の受け入れ校も増えています。帰国子女に刺激を受けて、日本で生まれ育った生徒も海外大を目指すようになってきた」という。志望校を世界の大学から選ぶ時代が来ている。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。